近代神道という蕩減復帰(4)
このブログは、「復帰原理が示す母系社会の復帰路程(日本の復活に向けて)」(未発表論文)の一部を公開したものです。パワーポイントで作成したもので醜いとは思いますが、イメージが崩れるのでそのまま掲載します。拡大してみてくだされば幸いです。次回以降も掲載します。
人類始祖の堕落と原罪をもった堕落人間という宗教上の教えと感覚は、ユダヤ教・キリスト教という一神教社会、西洋の話であって、東洋・日本には関係のない話であると思われていると思います。日本の宗教・神話には人類始祖の堕落について単刀直入な記述はない(暗喩的な記述で示唆されている)し、本居宣長に代表されるように色情に寛大なのが日本の姿であるとまで思っています。日本人にとって、罪とは祓い清めることによって元に戻ることができるものです。原罪を有した堕落人間という感覚は皆無に等しいものです。
しかし、王仁三郎は天啓を受けて、日本歴史のはじまりにも聖書の記述と同じように始祖の堕落(淫行)があった。「女神の天法違反の淫行による堕落で、神業は瓦解した」と語っているのです。古事記、日本書紀を研究していくと、王仁三郎の言説は符合することが分かります。

