2013-03-31から1日間の記事一覧

出口王仁三郎のエピソード

余談になるが、出口王仁三郎のエピソードを紹介する。大本教の信者にはあたりまえであると思うが、いかに王仁三郎師が常人を超えた人間世界を見通していたかを垣間見せるものなのでいくつか紹介してみる。 ○戦争に徴兵されて外地に出征する人に「鉄砲は空向…

出口王仁三郎と理想世界、世界平和ー3

4、昭和神聖会の設立 昭和7(1932)年11月、大本は再び「皇道大本」と復名し、第一次大本事件で頓挫した「大正維新」を「昭和維新」として実行しようとしていた。王仁三郎は、頭山満・内田良平ら右翼人士との交流を行い、1934年(昭和9年)7月22日に昭和神…

出口王仁三郎と理想世界、世界平和ー2

3、入蒙「満蒙に精神的理想郷建設」 王仁三郎は、第一次大本事件以後、突如満蒙にはいっていく。大正13年2月13日深夜、王仁三郎は松村真澄、植草盛平(合気道の開祖)ら3名をともなって密かに綾部を出発し大陸に渡り、ダライ・ラマと称して蒙古に入った。…

出口王仁三郎と理想世界、世界平和ー1

太平洋戦争敗北の時、満州に開拓に行っていた日本人は、命からがら本土に帰国した人がほとんどであった。大変苛酷な経験をされた。また、満州に日本人が入植して以来、中国人との関係は良くなかったとも聞いている。そんな中で、日本敗戦の時多くの中国人が…